健康・医療

慢性的な肩こりや頭痛に悩む方へ、そのガッチガチ。揉んだらいけないかも。

あ~、天気が悪いと肩が凝る・・・、頭痛も出てくる・・・

という方は最近多いのではないでしょうか?

意外とみなさんからこのような声が聞かれます

肩こりくらいで整形外科に掛かるのも、なんか申し訳ないし・・

とか

頭痛外来いったけど、首の筋肉が硬いから頭痛が起こるのだと。だから首のストレッチしときなさい、とだけ言われて・・。まぁ。よくわからないし仕方ないかな、、

など

いやいや、そんなことございません!

当院では理学療法士と連携し、

肩こりや慢性的な頭痛に対する運動指導リハビリテーションを行っております

また、専門的な治療が必要と判断された方には、他院と連携

頭痛専門外来への紹介なども行っております。


ここで少し、理学療法士の視点から慢性的な肩こりや頭痛をお話します。

だいたい皆さんが肩こりや重い・・と感じるのは

この部分ではないでしょうか?


リラクセーション屋さんとかにいくと

ガッチガチですね、これもうヤバいですよ?1回じゃとりきれない・・

って言われたこともあるのでは?

でもこのガッチガチ。身体にとって必要なものかもしれない

って考えたことありますか? 

がちがちに固めてくれて、頑張ってくれているものかもしれませんよ?

という視点が大事なのです。

これを医学的に説明します。


まずは肩甲骨について

肩甲骨は背中のこの位置に浮いています

浮いています

こんなイメージ。

この浮いている肩甲骨(タコ)をその場にとどめておくために、

色々な筋肉(タコ糸)が支えています。

この支えているタコ糸を医学的には

僧帽筋

と呼びます。

でも、もし。

この肩甲骨を支えてくれている僧帽筋(タコ糸)が

何本か緩んでしまったらどうなるでしょうか?

バランスを崩して、タコが斜めになってしまいそうですね。

そして残ったタコ糸が

ピーン!!

と張って頑張ってくれているのではないでしょうか?

・・

そのピーンと張っている筋肉がまさに

いつも凝っている

このピンクのあたりになるのです。(僧帽筋上部線維、肩甲挙筋)

ちなみに、このピンクの部分が硬く張ってしまうと。片頭痛の原因にもなるのですニャ~

逆に緩んでいる筋肉(タコ糸)が青と緑になります。(僧帽筋中部・下部線維)

現代人では生活様式の変容でほとんどの人がこの

の部分の筋力低下・筋委縮があるのです!

すると、肩甲骨の支えが弱くなり、

ピンクの部分が頑張ってしまうわけなのですね~。


・・・

・・

さて、ここまで聞いて

あのピーンと張って頑張ってくれていたピンクタコ糸を緩めますか?

(凝っている筋肉をマッサージする)

それとも

緩んだタコ糸を張りなおしてバランスを整えますか?

(筋収縮を促す)

なんかマッサージして緩めたら余計にバランス崩れるかも!?と思った方は・・・勘がスルドイ!・・かもよ?

まぁ。そんなこと言っている私は、運動が嫌いで、リラクセーション屋さんが大好きですけどね!!(笑)

・・


ということで、

その運動方法に関してはぜひ当院へ一度いらして

肩こりのHPを見たんだけど・・・・。

とお伝えください。

リハビリテーションが適応と判断された方は

必要に応じて、理学療法士が運動指導を行います。




関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。